デジタルの各センサートラックスケール計量台は、載置台の重量によって発生する力を受け、表示器を通して数値を表示します。この数値の絶対値(デジタルセンサーは内部コード値)は、この時点での載置台重量のおおよその値となり、全てのセンサー値の絶対値の合計(内部コード値)は、載置台重量のおおよその値となります。載置台側面に設置された4つのセンサー(内部コード値)の最大値と最小値の差は400未満であることが求められ、差が小さいほど良好です。
中央に 4 つ以上のセンサーが設置されているマルチセクション計量プラットフォームの場合、センサーの最大値と最小値の差 (内部コード値) も 400 未満である必要がありますが、両側のセンサー値 (内部コード値) との差は 1000 を超えてはなりません。また、比率関係は通常 2:1 であり、隣接する (反対側の) センサー間の値の差は同様である必要があります。小さいほど良いです。
具体的な例は以下のとおりです。検査後に表示される値は
① -1340、② —1460、
③ —2260、 ④ —2040、
⑤ —1360、 ⑥ —1560。
その中で、荷重支持点におけるセンサーの荷重支持能力は①, ②, ⑤そして⑥4つの側面は似ていますが、一般的な違いは≤400kg、真ん中の2つの数字③そして④も同じですが、周囲の 4 つのセンサーの絶対値の 2 倍 (おおよそ) になるはずです。
デジタル表示値の絶対値がトラックスケールが異常に大きいか小さい場合は、スケールプラットフォームのロードセルが均等に取り付けられていないことを意味し、上記の条件を満たすようにシムを追加または削除してスケールプラットフォームを調整してバランスをとる必要があります。
この方法は操作が簡単で、観察が直観的で、操作が便利で、より実用的であり、将来的にはデジタルトラックスケールの欠陥を排除するためにも使用できます。
投稿日時: 2023年1月3日